低FODMAP食に関しての本を読んでみたら難しかった。
この本の存在を知ったのは数ヶ月前のことでした。
母親が「この本を読んでみたらどう??」と新聞の広告欄に掲載されていた本のタイトルを切り抜いて持ってきました。
その本のタイトルは
「パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません」
というものでした。
どうもこれらの食品がお腹の不調を抱えている人にとってはよろしくないという内容の本です。
その時は「ふ〜ん」という感じでそこまで興味を示すことはなかったのですが、何故か気になっていたのか、その広告の切り抜きは捨てずにずっととっていました。
そしてここ最近のお腹の不調。
過敏性腸症候群、絶賛大暴れ。
そういえば何か本のタイトルあったぞ!?と思い出しました。
これも一つの参考資料になるかもしれないと思い早速購入しました。
パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません ―世界が認めたおなかの弱い人の食べ方・治し方
- 作者: 江田証
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
読んでみた感想
「読みにくいです。」と一言、まずは言わせて頂きたい。
私の理解力が足りていないせいもあるのだろうけれども、いろいろな用語がいっぱい出てきて脳内が混乱してしまいました。
だから結局何をどうすれば良いの!?という疑問が最後に残るくらい内容が頭に入ってきませんでした。
頭に残っているのは、
- 吸収しやすい糖と吸収されにくい糖があって、吸収されにくい糖が問題になっているというのはわかった。
- お腹の調子が普通の人とお腹の調子が悪い人とでは摂取すべき食品を変えなければならないということも分かった。
- 認知行動療法も大事だということも分かった。それは分かってる。
本当にすごくいろいろ、細かいところまで説明がされていて逆に頭に入ってこない。
あと、話の内容が飛び飛びになっている??と感じてしまうような部分(コラムのような内容が挟まれてきている?)や、翻訳本を読んでいるような読みにくさを感じたり・・・。
情報をつなぎ合わせて1冊の本を作り上げたような。。。
大切なことも書いてあるけれどもどうでもいいことも書いてある感が否めないです。
食品の科学的分野が好きな人は読んでいても理解が早いと思います。
カタカナの栄養素の名前とかたくさん出てきます。
要点をまとめたものが欲しい
正直1回読んだだけでは「なんとなく」でしか頭に残らない。
「腸に負担のかかる吸収されにくいタイプの糖質を含む食品は食べないようにしようね」っていうざっくりとしたイメージは出来上がるけれど、「よし!それじゃあその食品は摂取しないようにしよう!」といきなり自分で献立を立てて実行!みたなことにはならない。
その前に、もうちょっと理解させてくれ。。ってなる。
要点だけまとめたレジメが欲しい。
この本、大事なところだけ抽出すれば相当数のページを省けるような気がする。
まぁ本だからコラムがあってもいいし、事細かに書くのもいいのだけれど、実行のターンに移すためにはシンプルにまとまった解説が必要だと思うんだよ。
「読み物としての本」ならいいけれども「実用書としての本」としてはちょっとな・・・。
けれど、過敏性腸症候群を治すために、もしこの本が役立つのならばありがいのだよ。
お腹に優しい「低FODMAP食」についてが書かれています。
気になる方はぜひ。頭を抱えながら読んでみてください。
パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません ―世界が認めたおなかの弱い人の食べ方・治し方
- 作者: 江田証
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)