人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

奥さんが看護師で夫が主夫をやっている家庭

ネットなどでよく見る言葉。

「奥さんが看護師だと勝ち組」という結婚に対する価値観。

そういう言葉には奥さんの「心」の部分は全く反映されておらず、職業からくる収入の面だけの話なので下世話な感じさえするのだけれども、「夫がパイロットだと勝ち組」とかそういうのもあるので、男も女もお互い様かもね、と思う部分もある。

 

なんでそういう言葉が出てくるかってやっぱりお金が稼げる家庭が羨ましいからだろう。
職業によって得られる金額が違うから、お金を稼いでいる家庭は羨ましく思えてしまうものなのだ。
お金はあったほうがより幸せなのだ。
そして「自分が働かなくてもいいから」という依存心も持っている人もいるだろう。

今回は自分が男性だということもあるので、「奥さんが看護師だったら」というケースで考えてみたいと思う。

 

奥さんが看護師だと良いこと、悪いこと

これもいろんなサイトで書かれているので、あんまりこと細く書くのもややめんどくさい。簡単に書いて終わろうかと思う。

【奥さんが看護師だと良いこと】
・収入面での確実な安心感 

笑ってしまうくらい一番最初に出てくるのは収入面の話。
むしろそれ以外は”おまけ”だというようなくらい記述がない。
けれどもそれが最大の強み。

 

【奥さんが看護師だと悪いこと】※悪いという表現も如何なものか・・・。
・奥さんに頭が上がらない。プライドの高い男性には辛い。
・奥さんの方が仕事が激務でストレスを抱えていることが多い。
・奥さんの方が気が強い。
・病気のときに思ったより冷たい対応をとられる。
・夫婦生活が合わない。

 

奥さんが看護師さんの場合離婚率も高いというような意見も多々見受けられるのですが、生活がハードですし上手く噛み合わなければそういう結末にもなるよなと思います。
まぁ看護師に限った話ではないですが。

 

実際のケースを聞いてみた

最近奥さんが看護師さんをやってみえて、旦那さんが主夫をしているという方とお話する機会があったので、かいつまんで書いてみようと思います。

その方が結婚されたのは20代前半のとき。
お子さんも2人みえるそうです。上の子はもう高校生だということです。
結婚生活も20年ほどになっているようです。

奥様の方は看護師として頑張って働いている傍、旦那様は主夫としてお子さんのお弁当を作ったり、家の掃除をしたりなどしっかりと家事をなさっているとのこと。
そして昼間はパートに働きに出るといった感じです。

看護師をされている奥様はやはり激務らしく、その大変さもよく夫婦間の会話の中で上がってくるそうです。

そして夫婦仲が特に悪いといった感じもなく「これが自分達に合った生活スタイルだ」ということを認識して暮らしているんだなということが伝わってきました。

 

奥さんが高給取りな場合、男性はそれをどれだけサポートできるかが鍵

女性の方が高所得で、男性の方が低所得なケースな場合は、奥さんをどれだけサポートできるかが鍵となってくるのだろうと思います。

きっとプライドが高い男性や自堕落な男性には無理なのだろうなと思います。
完全に負んぶに抱っこになってしまいますからね。離婚まっしぐらでしょう。

上記のお話を聞いたとき、一世代前に「男性は外に出て働き、女性は家庭を守る」というフレーズがありましたが、それを上手く逆転させて自分たちの生活に取り入れた成功事例なのだと解釈しました。

どういう生活スタイルが自分たちに合っているかを把握して理解した上で、お互いの役割をうまく行っているのだなと思います。
信頼関係も構築されていて理想的な感じすらあります。
出来ることを出来る方がする。ベストですね。

 

自分のことを話しているみたいだけれど→世の中稼げる男性ばかりじゃないからね

「自分は女性に相手にされるほどの人間ではない」と自分で思っているので別に結婚とかは割とどうでも良いのだけども、自分の稼ぎの少なさは将来的には不安になる。
行き詰まったら一人静かに消えていこうと考えることすらあるので、世の中には迷惑はかからないはずだ。
(行き詰まら無いようにここ数年手立てを考えては道半ば・・)

しかし、私に限らず、今の世の中で男性がしっかりと稼ぐなんていうことはなかなか難しい社会で収入が低い中でもなんとか生きていこうと頑張っている男性も少なくないはずだ。
孤軍奮闘している男性もいるだろうし、夫婦共働きで家庭を守ろうと頑張っている家もある。
生きることにそれぞれが精一杯。

 

結局今日の記事で何が言いたかったのかというと、もし自分も看護師の女性と結婚すると想像した場合、自分の性質上会社で働きたいと思うようなタイプではないので、主夫をするという役割の方が合っているのかもしれないな?と思った。というお話です。

 

以上。

 

 

現役看護師イラストエッセイ 病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。

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