人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

過敏性腸症候群以外の原因を払拭するため、大腸内視鏡検査を試みた。

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7月某日。
私は大腸内視鏡検査を行った。
お尻の穴からカメラをぶち込むアレである。
恥ずかしいことこの上ない。

 

なぜこのような検査をすることにしたかというのは、これまでの記事を遡って頂きたいと思う。
とりあえず前回の記事↓

search-life-work.hatenablog.com

 

大腸内視鏡検査からは逃げていた

これまで長い間私は大腸の内視鏡検査からは逃げていた。
恥ずかしいし、怖いし。
その時通院していた病院からも、特に検査を勧められることはなかったし、ストレスから下痢を起こしているという話だけされている状態で、薬でごまかしながら生きてきた。 

 

いよいよ大腸内視鏡検査をすることにした

先月の投稿記事で、「下痢がちょっと酷い時があった」ということを書き、それはそれでやっぱりまた心配になったので、病院を変更。
いわゆるセカンドオピニオン的なやつだ。
そこでいよいよ大腸内視鏡検査を念のためやっておきましょうか、ということになったので、私も覚悟を決めた。

  

検査の前日

検査の前日はお昼ご飯から、病院から支給(購入)されたレトルト食品を摂ることになっている。
しかし会社にはガスコンロも電子レンジも無いため、温めることができない。
そこで、少々味気ないのだけれど、とってもプレーンなパンをお腹いっぱいにならない程度に食べた。

ちなみにイチゴジャムなどのぶつぶつの種が含まれているようなものは食べてはダメだそうだ。食物繊維が含まれているものがよくないというお話だった。

 

検査前日は記録的な暑さだった。
今年の夏もまた異常な暑さなのだ。
暑いとどうしても冷たいものを摂取したくなる。
ちょっと・・・冷たいものを摂取しすぎたようだ。
下剤を飲む前に下痢をしてしまった。運良く短時間で収まってくれた。
冷たいもの、ここ数日間控えていたのに、前日になって我慢できなくなるという失態。
あぁ、なんという失態。

 

夕食はレトルトのシチューとクラッカー数枚。
レトルトのシチューはお肉も入っていたし、思いの外美味しかった。

夕食後2時間が経った頃、下剤第一弾。
これを飲んで眠りについた。

 

検査当日

午前4時、意図し無い時間に自然に目がさめる。
水を少し飲んだあたりで、便意が始まる。

午前7時から下剤第二弾を服用し、そこからが本番かと思っていた私にとって、4時からの便意は意外なものだった。
4時から5時半ごろまで数回トイレへ駆け込んだ。
ひとまず落ち着いた様子になったので、もう一度寝る。

午前7時。
ここから下剤第二弾服用。
大量の水に溶かした薬を少しずつ飲んでいくものだった。

コップ一杯目を飲んでトイレに行った段階で既に便は割と綺麗な状態になっていて、四杯目を飲む頃にはすっかり綺麗になってしまった。
ここで服用ストップ。

あとは服用した半分に相当する2杯の水を飲んで終わり。
しかし、水を飲んでいる時も便意を催す。

なるほど、こういう状態になるのか。
おしっこのようなレベルで水だけの便が出る。もはや便では無い。水だ。
これは脱水症状にならないように気をつけなければならないわけだ。

病院に行くまでまだ少々時間が・・いや随分あるので自宅で安静に待機していた。

こういう薬剤を服用したせいなのだろうか、下痢をしたせいなのだろうか?
体は少々だるい感じになるし、頭もぼーっとしているような状態になる。
体調不良の時のような感じになるので、安静にしている方がベストであろう。

 

検査開始

午前11時頃。病院に到着。
実際の検査時間より30分前に来るようにということだったので、そのように行った。

行ったのだけれど、私の前の方の検査が押していて結局1時間半ほど待つことになった。
検査前に、どのくらいの下剤の服用で便が綺麗になったかと尋ねられたので「4杯」と答える。それが早い方の記録だったらしく、私の下痢体質が功を奏した。
実際はもっと辛いらしい。

検査着に着替えてベッドに横たわる。
先生がお尻に麻酔薬を塗る。少々中の方まで指を入れられたけれど、それほど痛くなかった。
そして内視鏡を挿入。
ニュルニュルっと入ってくる。「うわっ」と思っているうちに入ってしまった。
思いの外あっさりだった。

しかし辛かったのはその後だ。
内視鏡をどんどん大腸の奥の方まで進めて行く。
その過程が辛い。空気でお腹が膨らむ感じとか、グイグイ入ってくる感じとか。
刺さる痛みではなく鈍い痛みや不快感が走る。
うわー。これは。。。あんまり経験したくないやつだな。
しかしブログのネタとしては見事に成立してしまった。

内視鏡が大腸の奥まで到達すると、写真を撮りながら徐々に抜いていく。
入れて行くのが辛かった分、抜いて行くのはとても楽だった。
そのギャップが快感を生む。ふわっとした楽な感じだ。
別にそんな性癖は私には無いのだがね。
入れられる時は不安と緊張だったが、抜いて行くのは安心感すらあった。

検査中、モニタで自分の大腸内を見ることができるのでずっと見ていた。
綺麗なピンク色をしていた。
ポリープっぽいボコッとしたような出来物もなかった。
素人目で見た限りでは綺麗なものだった。

あと、検査中はガスが出る。
内視鏡からお腹の中に空気を送り込むからなのだけど、出そうになったら我慢せずに出してしまった方が楽だ。お腹が辛く無い。
どのみち空気が足りなくなったら先生がまた送りこむ。
看護師さんも「出そうな感じになったら出してしまった方がいいですよ」と助言をしてくれた。

そして水のような下痢もたくさん漏らしているんじゃないか??
と、非常に心配していて、途中で「もうしらねー」って内心諦めていたけれど、ほとんど漏れていなかったようだ。
内視鏡のバキュームは優秀。
漏れていたのはほんの少量と言った感じだった。

 

検査完了。

 

終わりに

検査が完了し、検査着から私服に着替えて先生と面談。
クローン病潰瘍性大腸炎の心配なし。ポリープもなし。
大腸には病気を患っていないということが判明しました。

と同時に、過敏性腸症候群で間違いないということになりました。
「薬に頼りすぎるのもよくないので、酷い時だけ飲んで対処して足りなくなったらもらいに来てね」という今までと同じ日常に戻ります。

根本的な解決には至っておらず、振り出しに戻る感がありますが、それでも大腸に問題を抱えていなかったというのが分かっただけでも安心材料になりました。
この安心材料が手に入っただけでも一歩前進ですね。

「男性は下痢しやすい体質の人多いからね〜」と今回も言われましたので、やはりそのようなものなのかもしれません。
しかし、生活を楽しめなくなるのは辛いものですね。
私のマイナス思考もそれに輪をかけておりますので余計にめんどくさいです。

気になる検査のお値段ですが、5000円と少しです。
びっくりするくらい安い金額でした。ありがたい。
歯医者の2.5回分。歯医者が高い。

 

下剤を飲んでお腹の中を空っぽにしたら、なんか気分的にすごく軽い気分になったことも付け加えておきます。

 

以上、内視鏡検査の結果でした。

 

つづく。