人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

年収150万円程度でも実家暮らしなら何とかなる。生きることに疲れたら実家暮らしも吉。

このお話をする前に一般論である「自立」だとか「甘え」だとかそういう類の「普通」という縛りは横に置いておいて頂きたいと思う。
その「普通」の世界の話は「普通」の世界を生きられない人にとっては苦痛にしかならないからだ。
その人たちにとっては「きみは生きている価値がない」と言いたいだけなのだろうから。そもそも眼中にないだろうけれど。
みんなが同じようなステージで生きられる世界なんていうものは、この世界に存在しない。

 

というわけで、紆余曲折ありながらなんとか生きながらえている私。
現状の私自身の年収は150万円程度の実家暮らしです。
そういう事実をもとにこの記事を書き進めて行ってみようと思います。

 

実家暮らしの利点

生きることが辛くなったとしてもなんとか食いつなぐことだけは出来るということ。
これが最大のメリットだと思う。
「もう死のうか?死んでしまおうか?」と思い悩むことがあったとしても、そこまで至らないギリギリのラインで踏みとどまることが出来る。出来た。今生きているということは。
もし一人暮らしをしていて、誰にも相談できなくて、だれからも援助されることがなければ、独りで静かに幕を閉じるなんていう流れにならなくもない。
再起できる人もいれば、出来ない人もいる。そういうものだ。

だからもし、今、一人暮らしをしていて、本当に途方もない状態になっているのなら、実家の両親が受け入れてくれるような関係性であれば、ゆっくり休養したらいいと思う。死んでしまうくらいの現状ならば、死にそうでも生きながらえる手段として家に帰ることも手段のひとつだ。そうすればまた浮上出来る何かが見つかるかもしれない。
見つかるとも限らないが。

 

「もうダメだ」が「まだなんとかなる」に変わるということ

死にそうな感じになっている時は本当に死にそうになる。
死にそうになってた。全部、全てが嫌だったから。
そう思い込んでいた時の意識が根強く残っているから今でも完全に脱出出来ているわけではないけれども、「もうダメだ」ばかりではなくなっている。
「まだなんとかなる」「まだなんとかなるかもしれない」程度までにはなっている。
「よっしゃー!!やっていけるぜーー!!!ひゃっほーーー!!!」みたなところまでは普段はなれない。よほどテンションが高い時は一過性でなることもあるけれども、冷静になると落ち込む。
でも「とりあえず生きよう」くらいのレベルで生きていけているのでなんとかなっている。今はね。でもこの「今」が大切だと思う。
将来を考える次元を生き始めると辛くなるので、「今」をまずは生きなければいけないのだと思う。

 

実家暮らしにおける両親との関係性

正直実家暮らしとなると抵抗感を感じる人は多そうだ。


世間体とかがその最たるものだと思う。
同年代の人たちはみんな一人暮らしをしていたり、家庭を持ってマイホーム建てたりとかが多いだろう。
そんな中自分は・・・・・。そう考え始めるとキリがない。
また落ち込むよ?落ち込まないようになりたいなら、まずそこは頭らから切り離さないといけない。
自分のプライドは置いておこう。

それよりも実家暮らしをするならば、実家の両親の性格が問題だ。
心の問題を理解していない両親だとするならば、なかなか受け入れてもらえないかもしれない。
世間体を気にする両親の場合でも難しいかもしれない。自立して一人前。そういう家庭の場合は追い出される可能性が高い。
「厳しくすればなんとかなる」と思っているのだろうか?厳しいだけではなんともならないこともある。性格によりけりなので非常に判断が難しい問題ではあるけれども。
厳しくされ続けて生き場を失うことだってある。

私の場合、両親とのわだかまりや、両親に対してなんらかの悪感情を持ちつつも父親自体に精神疾患があったり、私自身が実家にいることには寛容だったりするので、そういう意味では大変助かっている。生きながらえる場所にはなっている。

  

年収150万円の収支の内訳

この記事の本題はこれ。
35歳、パート仕事、実家暮らしの私が どうやってやりくりしているのかということ。
生きていくためにはお金の話は切っても切り離せない話題になる。

パート生活なので収入は少ないものになっている。
年間所得としてはだいたい150万円前後になっている。
一人暮らしだとするならば完全にアウトだろう。どう考えても生きていけない。

<年間支出>
国民年金:約20万円
国民健康保険:約4.2万円
実家に納めるお金:約30万円
生命保険・医療保険:約6万円
市・県民税:約1万円
自動車税:約3.5万円
車の任意保険:約6.5万円
ガソリン代:約10万円
通信費:約10万円
おこずかい:約40万円

ここまでで大体130万円くらい。
しっかりと全部書き出している訳ではないけれど大体こんなかんじ。
まぁ、稼いだ分がちょっと残るか足が出るかという結構ギリギリ。
サラリーマン時代の貯金が多少あるので、それにも手をつけたりとかあるのですが、なるべく使わないようにしています。使ったら戻すようにしています。

 

一人暮らしで家賃や食費、光熱費などとか言い始めたら本当に生きていけない。

 

あきらめなければならないこともある

こういう生活なのであきらめなければならないことはあります。
そもそもこういう性格なのであきらめているのですが、家庭を持つなんてことはありえません。よほど相手の方に余裕がなければ不可能でしょう。
その他、お金の掛かることは基本的には出来ません。
まずは生きながらえるということだけに特化した生活です。

参考になるのかどうかわかりませんが、「今の私」の金銭バランスはざっとこんな感じです。これが今の私の「普通」です。

 

同じような暮らしをしている方のお話も、機会があったら聞いてみたいなと思ったりします。

 

どこかの誰かがこれを見て、死ぬことよりも生きるためにちょっと休もうってなった時に参考になればいいなと思います。

 

 

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