人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

人のミスまで責任を取りたくないと言う社長

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ウチの会社の社長は名言の宝庫です。
しかも悪い方向で。
ネタに困らないのでありがたくこのブログで使わせて頂いております。

 

タイトルにもあげた通りウチの社長は頻繁にこういうセリフを使います。
人がやった仕事の責任まで取りたくねぇ
人の間違いの修正までしてきたくねぇ
と。

 

社長自身ミスをすることは多いのですが、他人のミスには敏感で強い口調になったりキツくあたったりします。
そういう社長です。

 

人の上に立つ」ということが出来ないのだろうなと感じます。
会社を家として見立てたとき、社長が親なら、従業員は子ども。
子どもの責任は親の責任でもあると思うわけです。

 

ちょっとくらいのミスなら俺に任せとけ!
そんな気概や器があってほしいものだなと思います。

 

しかしどんなに他人にそれを望んでいたとしても、他人を変えることはできません。
コントロールすることも出来ません。
それが「個人の性格」というものです。

 

そういう人が自分の近くにいたとき、自分ならどうするのか。
自分だったらこういう人になりたい!
ということを考えながら仕事をした方が建設的かもしれません。
(でもやっぱり近くでそれを見たり聞いたりしているとストレスになってくるのですが・・・)

 

最近自分のことでわかってきたことがあるのですが「頼られると意外と嬉しい」ということ。
頼られると、いろいろと判断しなきゃいけないし、めんどくさいことも山積みになってくるので、今まではめんどくさいなって思うことも多かったのですが。
他の人が「出来ないこと・わかっていないこと」が自分には理解できていてそれを解決する力があるということが分かったとき、助けてあげることが出来ている、人の役に立っているということが感じられて実は充実しているということがありました。
「自分なら助けてあげられる」
しかし手を出しすぎてしまうと相手も成長がそこで止まってしまうということもあるので匙加減が難しいということも最近気がつきました。

 

話を戻しましょう。
「ちょっとくらいのミスなら俺に任せとけ!」ってある程度までならやれていると自分では思っています。
しかしいつもではないこともわかりました。
仕事が山積みになっていて余裕がないとき。
心の余裕がないときに「ミスを修正してきて!」って言われると「やってらんねー」ってなることがわかりました。

 

つまり、社長はいつも「心に余裕がない」状態なのかもしれません。
毎日切羽詰まっているので、人の仕事までかまっていられる余裕がないと、そういうことなのかもしれません。
(もしくは本当に自分のこと以外はやりたくないのか)


「個人レベル」で見たら余裕がないのでそういうセリフが出てくるのが理解できました。
「会社の長」として見たら例え余裕がなくても責任を持つべき立場にいることは間違いないことも確かかと思います。
どちらのスタンスで相手をみるかによって、その言葉が正しいのか、間違っているのかが変わってきています。

 

しかし従業員からの視点で捉えると「社長」は「社長」。
責任が乗っかっているはずなのです。
そんなにやすやすと「従業員のやった仕事の責任取りたくない」という内容の発言はしていいものではないと思っています。
信用度や信頼度の問題に発展してきます。
上に立つ人の器が測られます。


ではどうしたらよかったのか。

 

まず念頭に置いておかないといけないのは「人間のやる仕事に100%の仕事などありえない。」ということだと思うのです。
人間のやる仕事ですもの、どこかにほころびやほつれがあるものです。
完璧に仕上げたつもりでもどこかに間違いはあるものです。
テストで100点を取り続けるなんて難しいでしょう?
いつも基本問題ばかりではないのです。応用問題が数限りなく出てくるものなのです。

 

私自身も仕事に集中しすぎていたり心に余裕がなくなってくると「完璧主義」に走りがちなので気をつけないといけないのですが、「人の仕事に間違いはつきもの」ということを前提にしておく必要があります。

 

そして間違いが起きたとき。
俺は責任を取りたくない
俺は間違っていない
では、逃げているだけと捉えかねられません。

 

「間違ってない」と自信を持っている仕事ならそれを貫く姿勢をとることも大事ですが、間違っていることを隠すための「間違っていない」はバレます。

 

仕事の責任を負う立場に立たされている者の行動として
間違いが発生した仕事の内容が把握出来る事例なら率先して責任を取っていくべき」だと考えます。
そしてもし仕事の内容が自分の手から離れていて、別の従業員に任せっきりの仕事であったとしても「まずは責任者としての行動」を態度として示しておくことが大事だと思うのです。

 

「責任者として動かねばならないとき」
そのとき歴史は動きます。

 

そして時間にも心にも余裕が無い状態で仕事をしていると 、人間関係も悪くなります。
余裕が無い時、人に冷たくしてしまったり、悪態をついたりしてしまった経験ありませんか?
私はあります。ごめんなさい。

ですのでいつも全力100%だぜ!とか120%の力で!なんてやっていると疲れてくると思うんです。
私は80%の力での仕事を推奨します。

 

そうすると残りの20%で回りの人たちをカバーする余力が生まれてくると思うんです。

如何でしょうか?

 

 

 

 

人生を成功させるための「80対20」革命!

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