お気に入りのカフェが閉店していました
頻繁にカフェに行くタイプではないですが、ちょっと気分転換したいなって思った時に近所の喫茶店やカフェに行くことがあります。
スタバとかドトールとか、そういうチェーン店ではなくて個人の方がやっているお店が好きです。
だって個性が出ていますもの。
そして落ち着ける。
店内に染み付いた珈琲の香りや、新聞広げて読んでいるおじいさんがいたりとか、楽しそうに談笑している地元のおばちゃんがいたりとか。
なんかそういう雰囲気が好きなんですよね。
若者が集まって気取っている感じの雰囲気はあんまり好きじゃありません。
どちらかというと隠れ家的な雰囲気が好きなのかもしれません。
そして、私が気に入っていたカフェの1つへ久しぶりに足を運んでみたところ・・・。
残念なことに閉店していました。
まだ若いご夫婦(といっても自分よりは若干年上)が経営されていた自宅兼カフェというお店でした。
とても気さくにお話しのできるご主人と奥様でした。
お店の入り口のところに閉店理由が書いてありました。
「親の介護のため」ということでした。
これはもう仕方が無い。
「介護」は本当に大変だということは自分の親を見ていて知っています。
うちの両親も祖母の介護で四苦八苦しているところを間近で見ていました。
大変だったと思います。
きっとこのカフェはご夫婦の「夢」の形だったと思います。
しかし「介護問題」も責任として出てきたのだと思います。
たくさん葛藤があったのかもしれません。
両立することが難しいと判断されて選んだ結果だったことだと思います。
いつかまたこのカフェのドアをくぐれることを願いながらお店を後にしました。
親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと
- 作者: 太田差惠子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る