人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

20連勤を人生初体験して思ったこと

2016年9月。
私は人生で初めて20連勤というものを経験しました。
しかもパート従業員として。

 

4月には13連勤(だったかな?)を経験して、夜も22時くらいまで残業して・・・、とかを経験していたのですが、それにも勝るような経験をすることになってしまいました。

 

今回の20連勤期間中にも、一度だけ22時が発生しましたが、それ以外は20時程度には帰れていた感じです。
繁忙期になると途端に会社のシステムがボロボロになって、普段から仕事の振り分けがおかしいのに、より一層おかしくなります。
実に変な会社です。

 

これだけ忙しいにもかかわらず、社長は「それが当然」と言わんばかりの態度でいました。
完全に契約内容違反です。そして管理能力の無さが露呈しています。
9時〜16時契約のパート従業員契約なのだけれどな?
そしてかれこれ1年半程度この会社で働いてきているのに、未だに有給休暇を付けてもらえていないという。
ほぼほぼブラック認定の会社です。

 

ちなみに9月は休日として休めたのは前半に1日と後半に1日のトータル2日間だけでした。
自分でもよく頑張ったなと思いました。
頑張ったなという感覚を通り越して「誰にも負けねぇ!」っていう気分になっていたのですが、見事に社畜化していました。

 

こうなったらもう社長の思う壺しょう。
さぁ、お前は道具のように働きなさい」という悪魔の囁きが聞こえてきそうです。


うちの会社の経営方針、というか社長の「会社を運営していく上での考え方」というのが次のようなものでした。

  • 「俺は仕事の内容を把握しないから、わかる人が勝手に考えて勝手に進めていってくれればいい」
  • 「納期管理もあまりしないから、入ってきた仕事をうまく回るように従業員が勝手に考えて回していってくれたらいい」

どこぞの大会社の社長様なのでしょうか?
大きい会社なら部署の詳細の仕事は把握する必要はないでしょう。
だってそのための部長などの管理職がいるのですもの。
納期管理だってそういう管理者がいるからこそ、社長が介入する必要も少ないでしょう。

 

弱小個人事業主が、大会社の社長様レベルのお話をされておられますよ?
パート従業員をなし崩し的に部署のリーダーに仕立て上げて、ほかの従業員と何ら変わらない時給と待遇で正社員同党の仕事をする始末。
変わった会社だね!

 

社長の根本の考え方が、「俺は管理したくない」に近いので、従業員全員がパートで回している中、管理責任の能力を全て従業員に丸投げしている会社。
いや、丸投げというと語弊も発生するか。
ある程度は愚痴をこぼしながらも介入している。
しかし自分が率先して会社を引っ張っていくという態度ではなく「誰もやる人がいないから俺がやっている」という態度に近い。
これでは社長ではなくで、ただの一般従業員だ

 

さらにたちの悪いことに、納期管理をしないどころか、過剰に仕事を入れすぎて人手が足りないのに行き当たりばったりで進めていくという方針。
人事異動が頻繁に起こるため、作業内容を把握して慣れてきた人が突然違う製作班に移動し、全く内容を知らない人がその人の班に放り込まれて一から覚えるという一連の流れ。
これでは製品の品質も安定しないのが目に見えていて、案の定「不良案件」が後を絶たないという現状。

 

「人をうまく使え」も社長の口癖ではあるのだけれど、一番うまく使えていないのが本人だったりするケース。

 

私は個人的には「人を使う」という表現は好きではない。
「使う」という言い方をしている時点でそれはもう「道具」であるかのようで。
現に社長は「人の気持ちなんか考えていたら仕事は回らない」とかいうタイプなので、本当に道具のようにしか見ていないのかもしれない。

 

ある程度大きい会社になってこれば「気持ち」よりも「効率」が重要視されてくるようにもなるし、「人の気持ち」の扱いも冷たいものになってくるケースも多々あるとは思うのだけれども、小さい会社でせっかく縁があって人が集まってくれている会社なのだから、みんながうまく動けるように気持ちも大切にしつつ動いてもらえるような環境づくりって、理想論かもしれないけれど大切だと思うんだよな。


貴重な経験をさせて頂いた2016年、9月の出来事でした。

 

 

脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法