人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

「褒める」ことで円滑化するコミュニケーションだが「褒めすぎる」と疑われるか付け上がらせる。

どうやら私は「褒めすぎ」らしい。
そして「叱らなさすぎ」らしい。

「叱った後のギクシャクした感じ」がとっても居心地悪くて気の弱い私には耐えられないんです。
そして「嫌われるのがいや」だからかもしれないね。かもしれない、というよりはそうなんだけれどね。
しばらく口も聞いてもらえなくなってしまう。


仕事で些細なことでも上手くできたことなら「いい感じですね」って。「上手くできてますよ」って。
そうやってパートの女性社員に伝えるようにしているんです。
その方が気持ち良く仕事してもらえるだろうなって。やる気になってもらえるだろうなって。
そう思っているからです。


しかしミスもたくさん出してくれています。
その都度、ここはこうしましょうねって教えたりもするわけですが、回数が多いので言う方もまた言わなきゃ言わないのかってなってくるし、言われる方もまたやってしまったと落ち込んだりしています。
その時に「前にも言いましたよね?」って叱った方がいいのか、注意で終わらせてしまった方がいいのか。
私は注意で終わらせてしまうのですね。
それによって緊張感が無くなってしまうのかもしれません。
甘く見られてしまっているのかもしれません。
「あの人は怒らないから大丈夫だ」って思われてしまっているのかもしれません。



褒めることのメリットと言えば先にも書いた通り
・気持ち良く、喜んでもらいながら仕事をしてもらえる
・ある程度リラックスした状態で、尚且つやる気もある状態になれる
・作業者が楽しく、やる気になっている状態で仕事をした方が捗る
つまり「嬉しいから頑張っちゃう」「楽しいから頑張っちゃう」と、そういうところへ意識を持っていけれたらいいのかなと思っているんです。

でも現実はやはりそう上手くはいかないものです。

褒めすぎてしまうことのデメリットとして
・また調子の良いこと言っておだてて来てるのねって思われてしまうこと
・この人怒らないから多少手を抜いても大丈夫かもって思われてしまうこと
・緊張感のない職場になってしまうこと
・多少わがままでも大丈夫なのでは?と思われてしまうこと
このような感じで、相手を付け上がらせてしまうか自分が見下されてしまうといったようなよろしくない状況が出来上がってしまうわけです。

こうなってくると、これまた相手にしてもらえないような関係性になるため本当の意味でのコミュニケーションが取れているのか怪しいところです。

仕事上の伝達が上手くいくのかどうか。。。

こういった経験から、私は褒める回数を減らし始めました。
少しハードルが高めの仕事で上手く行った時だけ褒めるようにしました。
ミスをした時には、すぐに答えを教えるのではなくて何が間違っていたのかをまずは考えてもらうように促すようにしてみました。
時と場合により「冷静な沈黙」をしている雰囲気を自分が纏ってプレッシャーをかけてみることも始めました(が、これは伝わっているかどうか微妙・・・)。

仕事上の適切な距離感というものもなかなか難しいもので、仲良くなりすぎて馴れ合ってしまうと仕事の質が劣化しそうですし、ギクシャクした職場になってしまうと居心地が悪くてその場に居たくないような環境になってしまいますし、「程よい仲の良さ」を見つけるのが大切ですが、非常に難しいです。