人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

神経質な性格は生きるのが大変!「気にしすぎる」ことのメリットとデメリット

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「気にしすぎですよ」って優しく言ってもらえた時に「ハッ」っとなることがあります。
また自分は細かいことを想像して勝手に落ち込んでいたと。
勝手に想像して勝手にウダウダしてグジグジしていたと。
なので優しく「気にしすぎ」って言ってもらえることにとても感謝しています。

私は細かいことを気にしてしまいがちな神経質なタイプです。
時々過剰なまでに神経質になってしまい、何が正解なのか迷い、悩み、周りの方々に「細かい人間」だと思われても仕方がない言動をしています。
めんどくさがられてしまいます。
言葉には出してきませんが、きっとそう思われていることでしょう。
それは自分では分かっているのだけれども治すことができません。
言い換えれば「大胆さに欠ける」という感じでしょうか。
小さい人間に見られがちです。

ですが、この性格、たまには役に立つんですよ?
誰かが忘れていたこと、間違えていたことを見つけることが出来てそれを修正するために一役かえるのですから。

 

 

神経質であることのメリット

1.仕事を確実にこなせるよう最善を尽くします

「何をどうやったらこの仕事を上手く回せるのか」「どういう段階を踏んで行けばいいのか」などを仕事を始める前に構築します。
なので、プロジェクトを完遂できるように最善を尽くします。
責任感を持って、真面目にコツコツと取り組みます。

 

2.いい加減であることが受け入れられないので品質が高くなります

いい加減であることが受け入れられなかったり、ミスをすることを恐れるので、確認作業を怠りません。
人間なのでミスをすることもありますが、いい加減な人よりも確実なものを仕上げます。
不明点も「ま、いっか」で済まさず、確認を取ったり調べたりして解決へと導きます。
すると、自然に品質も高いものに仕上がります。

 

 

神経質であることのデメリット

1.他人の目を気にしすぎる

例えばこれらが挙げられます。

  • 自分の言った言葉が相手にどう思われているのかが気になる
  • 自分のとった行動に落ち度はなかったか、相手がどう受け取ったのかが気になる
  • この結果を招いてしまったのは、いつどのタイミングがきっかけだったのかが気になる
  • 相手の言葉、表情、しぐさ、行動などから、相手の心の中の自分のポジションを想像する
  • 何故あの時、そうすることができなかったのかと気にして悩む
  • 何故あの時、違う言葉を選ぶことが出来なかったのかと悩む
  • 何故あの時、対応を変えることが出来なかったのかと悩む
  • 何故あの時、伝えることが出来なかったのかと悩む

気にしすぎて行動に制約をかけてしまっていることすらあるので、生活に支障をきたしていることすらありそうですよね。
また、自分の粗探しをして自分の目を自分自身に向けて気にし過ぎることをしてしまうこともあります。

「今」を起点として考えると「過去」に目を向けがちで、その「過去の言動」を振り返って「どう思われたのだろうか?どう感じたのだろうか?嫌に思われなかっただろうか?違う行動をすればもっと賢く解決出来なかっただろうか?別の言葉を使えば伝えやすかったのではないだろうか?」と、もう本当に色々なことを想像し、妄想し、エネルギーを使い、疲れ果てグッタリします。

自分基準の感情の受け取り方が第一にあるのではなくて、他人がどう感じたのかを想像し、その感じたことを受けて自分の感情を作り上げるという作業をしています。
自分が想像した相手の感情を、実際の相手が感じた感情のように思い込み、つまり「虚像」を作り出し、その虚像に抱く感情を自分の感情としてしまっているのだと思います。
そしてそれはかなりの確率でマイナスの感情になります。
虚像を現実に持ち込むので、相手に対しても嫌なイメージを持ちながら接したりすることもあるようです。

 

2.真面目で責任感が強すぎる

この性格は諸刃の剣で、ペストポジションに就ければものすごく力が発揮されて会社としても戦力として働いてもらえると思います。能力の高い低いは個性としてあるかもしれませんが、真面目なのでコツコツ仕事をこなします。
しかし、責任感が強すぎるので、ブラック企業に入ってしまうと酷使され続け、本人も無理に頑張りすぎてしまい、心身ともに疲れ切ってしまうことでしょう。
息抜きをすることがとても下手です。

完璧主義なので、与えられた仕事を自分にできる最善で答えようとします。出来ないと酷く落ち込み自分を責めます。
仕事を上手くこなしていくために気づかない間にマイルールが形成され、「いい加減」なタイプの人と仕事をするとそれが目に付き、マイルールを押し付けがちになります。「この方が効率イイよ」って。
他人のルールも受け入れがたいところを持っています。
他にも他人の粗が目に付いてしまうので、仕事と関係のないことをしていたり、悩んで考えている人に過剰に口出しや制限をしてしまいがちになります。
気にしたら止まらなくなってしまうのです。

これが「嫌われる」原因になってしまいます。
さらに運の悪いことに「冗談が通じない」タイプだったりすると、より煙たがられてしまい職場の人間関係がこじれてしまったり、居場所がないと感じてしまうようになります。

会社で酷使されるよりも、自分で責任の度合いを調整しながら独立して仕事をしたほうが心にとってはいいかもしれません。
もちろん会社の中でそれが出来るのならそれで問題はないと思います。

 

3.心配性

完璧主義なので、間違えることがとにかく怖いです。
間違えないように不安と恐怖に怯えながら仕事をしています。
過剰に確認作業をしたり、ビビりながら作業をしたり、これで合っているか不安になったり。
とにかく心労が絶えません。
もちろん、自分の言動に対しての相手の反応を気にするので、そこも心配になる要素です。

仕事以外のことでも心配や不安に駆られてしまうことが多岐に渡り存在していて、私生活でも悩みが尽きません。
ですので、いつもマイナスの感情に囚われながら生活を送ることになってしまいます。

 

 

神経質な体質は生きるのが大変!

ここまでメリットやデメリットを見てきましたが、神経質なタイプな人は生きるのが大変だと感じます。
常に何かと闘っています。
これでは脳が(心が)休まる暇もなく、疲弊しきってしまっています。
メリットとして上手く作用していることでも、同時に心は疲れています。
そしてデメリットは大きいです。

考えたって仕方がないじゃん!」と思ってしまうことも、重く受け止めてしまい精神がすり減ります。
神経質であることも「生きづらさ」を感じる要因の一つになってしまいます。
それでも頑張って生きています。
そう、真面目な頑張り屋さんなんです。

なので、もうちょっとリラックスした生き方が出来るように、「いい加減」過ぎない「良い加減」な自分になれるように、考え方や生活をかえていけたら、もう少し人生が軽やかになるかもしれませんね。

 

私も気を付けてみます。

 

 

(リライト1)

 

 

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