「しなければならない」という表現をやめて「してみよう」とする方が心に優しいということ。
みなさんもこの言葉に囚われていないでしょうか?
「〜しなければならない」という言葉に。
私はガッチガチに縛られて生きてきました。
そして今もそうして生きています。
でも、それは少しだけ変えてみた方がいいんじゃないかな?って思うよになってきました。
だって苦しいんですもん。
やることリスト、やりたいことリストが次から次へと出て来てしまって、「あぁ、今日もやれなかった」って、出来たことよりも出来なかったことの方に目を向けてしまうから。
リストを作ること自体は悪いことではなくてむしろ良いことだと思うのです。
何をしたらいいのかというのがパッと見て判断できるのですから。
ビジネス書や自己啓発本などの本を読むと大概書いてあることがあります。
「やりたいことリスト」を作るといいよって。
「夢リスト」を作るといいよって。
そうすると、じゃあやってみようって「リスト」を作りますよね?
その結果、そのリストは「やらなければならないこと」に昇格します。
リストに挙げておいて終わったものから消していく。
いわゆるToDoリストみたいなものです。
仕事ではToDoリストも頻繁に使っています。
プライベートでもリストがあって、仕事でもリストがある。
生活はリストだらけ。
リストの山。
お、おぉぅ、やることいっぱい!
やるべきことがいっぱい!!
疲れない???
疲れるよね???
私はリストマニアのようでして。
そして性格も真面目すぎるようでして。
順番に全部を片付けていきたい。
そう思ってしまうんですよね。
日々次から次へとやるべきこと、やること、やりたいこと、やってみたいことが生まれてくるのに、全部消化出来るわけがないんです。
物理的な時間が足りるわけがない。
足りるわけがないから終わっていかない。
終わっていかないからやるべきことが溜まってきて「焦る」。
そして今日も出来なかったと、自分を責める。
これ、苦しくない?
もう少し肩の力抜いてみてもいいんじゃない?
これはもしかして「リストの使い方が下手」というパターンに陥っているんじゃない?
(そんなパターンがあるのか知らないけれど)
「しなければならない」をやめて「した方がいい」「してみたい」に意識を変えよう
「しなければならない」という言葉の強制力は強いものです。
だって"絶対"それをしなければならないという100%の完璧なものですから。
そうならなかった時に感じる自分の無力感が半端なくなります。
日常がリストまみれになってしまうと、どれほどの「しなければならない」をやっていかないといけなくなるのか。
ゾッとします。
いや、渦中の私か(笑
ですので、「しなければならない」という言葉を使うのは極力控えたいものです。
「子供を迎えにいかなきゃいけない」とか「晩御飯の支度しなきゃいけない」とかそういう家庭生活に関わってくるもので優先度が高いものは「しなければならない」となるのは良いとして。
(私には子供もいないし、晩御飯を作ることもないけれど)
リストはとりあえず作って眺めるだけにしておいてみるのも手かなって思うことにしてみました。
だってやりたいこと、やってみたいことをリストアップしたリストでしょ?
ほかっておいても「勝手にやりたくなる」のがやりたいことですもん。
その中から心が勝手に選んできて「今日はこれやろう!」ってなったものをやってみてリストから消していけばいいんじゃない?って。
その方が気楽だし、きっと楽しい。
だって余裕を持ってやれているのだから。
しなければならないと感じながらやっている時は、得てして心が焦っている可能性が高いです。
それは自分の経験上そう感じました。
ですので、リストとの友好的な付き合い方は(有効ではなく友好ね)、「作って、眺めて、どれやりたい?」ってするのが良さそうです。
それが上手なリストの使い方。
リストに優先度をつけてみよう
そうかといってもリストはリスト。
早めにやってみた方がよいことと、後からでも大丈夫そうなものがあると思うんです。
じゃあそのリスト、ちょっと分類してみないかい?
ここで出番なのが私の得意分野「整理整頓」。
私、こう見えて整理するの好きなんです。分類するの好きなんです。
リストの分類の決め手となるのは「優先度」なので以下の4つのパターンに振り分けてみたいと思います。
- すぐにやりたいこと・やってみたいこと
- 半年の間くらいにやりたいこと・やってみたいこと
- 今年の間にやりたいこと・やってみたいこと
- いつでもいいこと
こんな感じのゆるい仕分け方をしてみたらどうでしょうか?
焦りが随分減ってくるんじゃないでしょうか?
時々リストを見直して、書き直したり作り直したりしてもいいでしょうし。
自分が楽しんで生きていけるようなリスト作りが好ましいですよね。
最後に言いたいことはこの2つ
リストを作ってしまうとそれに沿って頑張ってしまいがちになるんですよね。
クリアしていくことに喜びを感じることが出来ますからね。
けれども、リストを作りすぎてしまうと疲れてしまうし、実行できなかった自分を責めることになります。
ですので、最後に伝えたいのはこの2つ。
リストをやれなくても「自分を責めないこと」。
そしてやれた自分を「褒めてあげて、楽しみや喜びを感じること」。
楽しめるリスト生活が送れますように☆