過労死レベルで働かないといけない会社って世の中に多いんだろうなとひしひしと感じる
知られていないだけで、みんな黙って言いなりになって働いているだけなんじゃないだろうか。
結構たくさんの会社で起こっている事実なのに、明るみに出ていないことが多いのではないだろうか?
なんでみんなそんなに頑張っちゃうんだろうか。
なんのためにそんなに頑張っちゃうんだろうか。
お客さんに頼まれたから断れない?
短納期だけれど、この仕事をしないとまた仕事がもらえなくなるから怖い?
私自身は過労死レベルで働いたことはない。
去年の秋、20連勤した時でも、それ自体は初体験だったけれども徹夜はしたことはなかった。遅くても夜の9時とか10時で、基本的には7時くらいには帰っていた気がする。
しかしそれでも私にとっては精神を脅かすほどの問題だったし、そもそもパート契約の9時〜16時だったのだから、完全に契約違反だ。
そんな事実はもみ消されたけれども。
そうやって負の感情で働いているので、ストレスや怒りを感じてくる。
この社長ぶっ殺してやんぜ!!!って何度思ったことだろうか。
そう、精神が脅かされると殺したいと思うくらいに憎い存在が出来上がるのだ。
私は「私が定める自分を健全に保っていられる労働時間」というものを把握しているつもりだ。
しかし、会社に入ってしまうとそういうものは完全に無視される。
関係ないのだ。そんな個人のことなど。
だから会社は社員に無理をさせるし、社員も「せっかく入った会社だから」とか「食べていくためには理不尽は我慢しないといけない」と呪文のように自分に言い聞かせて従ってしまうのだ。
それで働ける人ならいい。
だけれど、会社としての成り立ちは「同じルールで働ける人」が必要だということ。
そこに万人が合うかと言われると、合わない。
だから自分に合う会社を探し求めて転職するのだろうし、独立する人だって出てくるのだ。
誰かの作ったルールの中で働くというのは、とてもきついものなのだ。
最近2人の男性と、個々で話すことがあった。
そしてその2人ともが、全然違う会社で、全然違う業種だったのにも関わらず「昔徹夜したことあってねぇー」だった。
それも1回や2回の徹夜ではなく、忙しい時は定期的に訪れるような感じのものだった。
片方の方は「過労死ラインを超えて働いていた」と話していた。
今はもう2人ともその会社からは離れているけれども、聞いているだけで「そんな会社で働きたくない」と思った。
そこまでして突き動かすものはなんなのだろうか。
「周りがやっているから自分も」というのもあるのかもしれない。
もちろん「仕事が終わらないから」というのもあるだろう。
この社会の仕組み全体の何かが本当におかしい。
異常なのに通常のことのように行われているこの感じ。
一時期電通の過労死が取り沙汰されたけれども、電通だけが吊るし上げられたけれども、もっとたくさんの会社がそうなのだろう。
ちょっとね、そういう会社はね、一度潰れた方がいいと思うんですよ。
「潰れたら食べていけなくなる」とかじゃなくてね。
そういう精神も一旦捨ててもらってさ。
古い考えの人たちにはもう引退してもらってさ。
「働きたくない」とか「働いたら負け」という世代がさ、「ウチの会社ではこの時間帯のみの活動になります。それ以外の仕事はお受けできませんので、他の会社にお願い致します」スタンスでさ。
あちこちの会社で「それはよその会社で」「うちでやれる分だけは引き受けます」というような仕事をうまく分け合えるような会社が増えれば残業も減るんじゃないだろうか?
そうなってくると会社ごとの技術レベルの格差も減らさないと結局は一極集中に舞い戻ってしまうんだろうけれども。
まぁ自分の想像は全然、現実味のない理想論にも届かないような想像ではあるんだけれども、自分で自分の首を締めている会社が多すぎるというか。
そんなにみんな働きたいの??
(無駄に残業時間稼いで遊んでいる人は置いといて)
断ったら仕事が入ってこないってなっちゃうくらいの低いブランド力な会社ばっかりなわけ?
競合他社が多いから断ったら仕事持って行かれる?それは「ぜひあなたの会社でやってほしい」ってなっていないからだよね?
なんか、弱いよね。
一番強いのはさ、特に納期とか決め事なくてさ、自分の仕事のできるペースで仕事をしてさ「やり終わった日が納期」になる仕事だよね。
しかもそれで食べていけるブランド力があるということ。
もちろん怠けてダラダラ仕事しているわけじゃなくて、自分の定めるマイペースな労働時間はきっちり仕事をして「ちゃんとしたもの」を作り上げる必要性だってある。
適当にやって適当に作ってアラが目立つ商品なんて欲しくないからさ。
あぁ、仕事を成立させるのって難しいねぇ。