辛くてしんどくて辞めたい!って思いながらもその仕事を続けているということは、私はあなたの奴隷ですって言ってるのと同じ
毎日毎日辛い仕事を続けていますか?
この仕事に耐え続ければ報われるはず!と信じて続けていますか?
自分が頑張って我慢すれば周りは幸せになるはず!と信じて続けていますか?
やりたくない仕事を続けていませんか?
「仕事」をテーマにして話すとき、「この仕事が好き」という感じで話してくれる人はあまりいません。
- やりたくないけれど我慢してやっている
- 仕方がないからやっている
- やるしかないからやっている
このような感じで受け身で捉えて仕事をしていらっしゃる方が多くいます。
「仕事が面白くて好きでたまらない!」なんていう方とはほとんど巡り合ったことがありません。
仕事が面白いと話してくれる方は往々にして自営業の方が多いです。
自分のスタンスで自分に合った方法で切り盛りできるからこその楽しさがそこにあるのだと思います。
人に雇われてする仕事でも、「本当にやってられない!!」くらいのしんどさや辛さを抱えてみえる方から、「まぁこの程度のしんどさなら耐えれるし、やっていけれるから大丈夫」っていう方まで幅広くいらっしゃるかと思います。
もちろん雇われて仕事をしていても「この仕事が好きでたまらない」と誇りを持ってやってみえる方もいらっしゃると思います(私が出会ったことが無いだけで)。
「辛くてしんどくて辞めたい!」というくらいまでの心持になるということは、重いストレス状態になっていると思います。
乗り越えれるとか、しんどくてもその中に満たされるものがあるだとか、何かとプラスの感情になれる時があるのなら「辞める」ことは踏みとどまるかもしれません。
ですが、本当にどうしようもなく「辞めたい」感情が募っているとき。
それでも仕事を続ける理由は何ですか?世間体ですか?生活の為ですか?家庭を守るためですか?つまりは根本的にお金の為ですか?
「辞めたい」って口に出しながらも続けているということは、結果その仕事で「奴隷」を続けるということを自ら選択していることと変わりがないのです。
今自分がやっている仕事で「社畜」だとか「奴隷」だとか、そういうニュアンスの言葉が出て来てしまっている時点で、現状の仕事に不満があるということを物語っています。
不満が無ければきっとそういう言葉は出てこないはずですよね?
自分に合わない仕事をしていても誰も幸せにはなりません。
辛い仕事は耐えるだけ無駄
辛い仕事を毎日耐え続けることによって生まれるストレスは、自分にかかるストレスと、周りにかかるストレスがあります。
自分にかかるストレスにおいては、お察しの通りかと思います。
マイナスの感情に支配され、やる気も無くなり、前向きな感情も無くなり、鬱を引き寄せます。
気が短くなったり、イライラしやすくなったり、とても幸せとは言えません。
周囲の人もそれを受けとって、初めの頃は心配してくれたりもするのですが、やっかい者扱いしてくるようになります。
「辞めたい」んならさっさと辞めれば?って。
めんどくさいやつだなーって思われるようになります。
パートナーからもそういう心理状態を心配してくれるパターンと、うっとおしがられるパターンとあるかと思います。
本当に報われますか?
今頑張れば、必ず報われるはず!!
そう信じて仕事をしていたとします。
「報い」って何ですか?どうなることが報いなのでしょうか?
報われるイメージが具体的なら目標になり得るかもしれませんが、イメージも何もないのに報いを求めて仕事をしているのは意味が分かりません。
どう報われたら幸せなのでしょうか?
神様に「幸せにしてください」とお祈りしていることと変わりがありません。
自分が我慢すれば本当に周りは幸せですか?
仕事の同僚はあなたが頑張ることによって幸せにはなりません。
「楽」にはなります。あなたよりも先に帰ってしまうかもしれません。
家族や子供さんがみえる場合、金銭的には幸せかもしれません。
ですが心が満たされていますか?お金を稼いでくれるだけの道具にされていませんか?大切にされていますか?
そしてあなた自身を自分で大切に出来ていますか?幸せですか?
周りが幸せでもあなたの人生が幸せでないならそれは幸せとは言えないですよね?
そうは言うけれどお金は必要
えぇ、そうなんです。
仕事はお金に直結してしまうんですよね。
生活するにはお金が必要なのですもの。
お金がなければ生きていけないですもの。
「お金さえあればこんな仕事しなくたっていいのに!!」
そんな嘆きの声が聞こえて来そうです。
ですが、今の会社で今の仕事を続けることだけが残された道ではないはず。
それ以外にも道はあるはず。
「辞めて終わり」ですか?
「辞めて再スタート」ですよね?
道は無数にあることをこれまでの人生で見てきているはずです。
自分のことになるから「これしか残されていない」というように追い詰められて視野が狭くなってしまっているのだと思うのです。
どんなに今の仕事が嫌で文句をいったとしても。
どんなに嘆いたとしても。
どんなに愚痴をこぼしたとしても。
その会社に居座っている限り、「なんで辞めないの?何で耐えてるの?お金が必要だから?実は居心地がいいんじゃないの?」って思われます。
だって、嫌なら辞めてしまえばいいんですもの。
辞めないんだから、ここに居たいんだよね?
辞めないんだから、続けたいんだよね?
辞めないんだから、奴隷を続けたいんだよね?
ただそれだけの話。
辞めるのが怖いだけ。
辞める勇気がないだけ。
辞めた後が不安なだけ。
ただそれだけ。
だから辞められない。みんなそう。
みんなそうだから自分も我慢しよう。
周りがそうしてるから我慢するの?
あたな自身の本音はどこ?
残っている限り、それは「辞めたくない」と意思表示をしているのと同じこと。
「辞める気が無い」と意思表示をしていることと同じこと。
口では「辞めたい」と言っているくせに「辞める気はない」と思われているのと同じこと。
あなたは今の仕事が嫌でも続けますか?
それとも辞めますか?
すぐには辞めないけれど、違う道を探す活動をしますか?
道はたくさんありますよ?