耐震補強にもお金がかかる
大きな地震災害があちこちでここ数年のうちに起きていて、熊本の地震も記憶に新しいですし、東北の地震も忘れられるようなものではないです。
現地で暮らしている方々の気持ちは、被災していない私では感じることの出来ないものだと思います。
こういう時、どんな言葉をかけていいのか分からずただただ見ることしか出来なくなる無力な私です。
たまたま「被災」していないだけの地域で暮らしているだけで、いつ「被災」するか分からない地震大国日本。
家屋の倒壊で命を落とされる方もみえるわけなのですが、そうなってくると大事なのが「家屋の強度」ですよね。
皆様のご家庭の耐震補強って大丈夫ですか?
されていますか?
こんな書き方をするとセールスみたいで嫌なのですが、ウチはしていません!という方。
いらっしゃいますよね?
我が家もしていません。
というより、するお金がありません。
新築の家だったら、最近の地震の基準に合わせて設計されているので良いでしょう。
まぁまぁ新しい家も持ってくれると思います。
問題はそれより前の家。
築年数50年とかなってきている家。
倒壊の可能性のある設計基準で建てられている家。
どうしましょうね。
ウチ、ヤバイんですけれど。
メディアでは「耐震補強は大事です!しっかり対策を立てておきましょうね!」なんていうお気楽なコメントがされています。
そのコメントに乗っかって「じゃあウチも耐震補強しよう!」ってすぐに取りかかれる家庭はそれなりの資金があるのでしょう。
でも、そんな簡単に乗っかれる話ではありません。
とってもお金がかかるもの。
今や貧困層が増え続けている日本なのに、そんなすぐに耐震補強ができるだけのお金があるのでしょうか?
だったら「国の援助とかで」みたいな話にも繋がりかねませんが、これまた借金大国日本のお話なので、国も倒産しかねない(笑
結局頼れるのは自分だけ。
いや、自分にもお金ないから自分にも頼れない。
さぁ困った。
そしてこういう時こそ「あー、今日もいい天気だなぁ」って窓の外を眺めながら一日を過ごします。
なんの解決にもなっていないよ(笑