人生につまづきながら生き方や働き方を模索していくブログ

どうにも社会人として会社に馴染めないとか、生きるのがちょっと疲れちゃってたりとか、生き方とか働き方に疑問を持ってたりとか、なんかそんな事とかそうじゃない事とかをのんびり書いていくブログ。

人間関係なんて結局のところ希薄なんだなと思うと虚しくなる

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皆さんは人間関係が希薄だなって感じるのはどんな時でしょうか?

 

私は特に職場での人間関係について「希薄」さを感じることが多いです。
みんなが仮面をつけて表面上だけでスムースに仕事だけが進めばいい世界。
仕事さえ問題なく出来ればいいというビジネスライクな世界。
付かず離れずで「適度な距離感」を保って仕事が円滑に回ればそれでよし。

 

きっとそれでいいんです。
きっとそれ以上は必要ないんです。
だって仕事なんだもの。

 

仲良くなりすぎてしまうと逆にプライベートに介入されるのが面倒くさいだろうし。
そういうの「煩わしい」って思う人も多いと思うんです。
自分の時間まで仕事上の付き合いの人とは会いたくないし。
仕事上で会う人は仕事だけで十分です。

 

うん。
それも分かるんです。
自分もそうやって思うことありますからね。
仲が良いと思っていない相手からのプライベートへの介入(飲み会とかご飯会とか)が煩わしいのでしょう。
そもそもプライベートへの介入は行き過ぎた感がありますからね。
そこは同意です。

 

でも長い時間同じチームで働くと、それなりに相手への「情」というものも芽生えてしまったりするわけです。
それがまた”やっかい”といえば”やっかい”な感情なわけです。
俗に言う「仲良くなった感」というものです。思い入れとも言います。
自分勝手に「仲良くなったという思い込みをしている」と言い換えることもできます。


”情”が芽生えてきてしまった時点でビジネスライクという定義が壊れてしまうことになりかねません。
そして深入りしすぎることで、また人間関係が壊れてしまう可能性も含まれている訳です。


私には「人間関係の程度と距離感」を掴む事がどうやら非常に難しいことのようです。
仲良くなれたかなと思ってする発言がどうやら受け入れられない。
それ以上は踏み込んでこないでって言われているようで、「あ、仕事上のことだけにしなきゃダメなのね」ってなります。

 

同じ会社でも殆ど接点のない別のチームで仕事をしている人となら、仕事上の付き合いだけで全然問題なく接することができる訳で、特に情も出ることもないですし仕事上の応答さえ出来れば問題ないのでとても良い距離感なのかもしれません。

ある程度仲良くなるために時々お互いのなんらかの情報(雑談)を交換するくらいで丁度いいんです。


しかし、長時間同じチームで仕事をしてお互いのことが理解できるようになってくるときに芽生える”情”。
特に自分が引っ張っていっていると思っている時にそうなるみたいで。
そのせいで「相手の反応がそっけなく感じてしまう」ことがあったりすると「あ、自分が嫌われているだけなのかな?」と思ってしまったり。
相手は「表面上は温かい感じで仕事をして仲良くやってる感」を出しているだけで、そもそもがそれも含めてビジネスライクなだけだったりして。
それはそれ。これはこれ。みたいな。
自分がどう思われているのか分からなくて疑心暗鬼になります。

 

仕事上で付き合う仲間は結局は表面上仲良くしているだけであって、親しい訳ではないんだなっていうのを感じてしまうととても寂しい気持ちになってしまうのは、きっと私の心が成熟していないせいもあることかもしれません。

 

仕事ってそういうものだと割り切らないとダメなのかな?
「あの人が頑張ってくれているから」「チームのみんなが頑張っているから」という理由で自分が仕事を頑張ってみたとして、他の人は助けてもらおうが、そうでなかろうが、仕事が順調に片付けばそれでいいというスタンスだと、温度差がありすぎて自分のモチベーションとしては失敗に終わることがあります。
あっさりした希薄感に悩むことになりかねません。
仕事を頑張る理由は「仲間のため」だと裏切られた感を感じることがあります。
仕事を頑張る理由は「ただ目の前の仕事をこなしてお金を稼ぐため」じゃないといけないのですかね?
でも逆に自分がそっけない態度を取ると不機嫌な顔されるし。
私はご機嫌を取っていればいいだけなのだろうか。

 

人は人。
自分は自分。
仕事は仕事。


切り分けることが大切なのかなと思います。

 


みんなが和気藹々と、信頼関係をもった人間関係で、温かみのある職場で、といったような会社はそんなにないのかもしれません。
あるのかな?そんな会社。
出会ってみたいです。

 

 

 

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