自分は臆病な人間であるということを改めて認識した。
最近こんな本を買った。
- 気楽に生きたい
- 難しく考えて生きるのは大変だな
などと思いながら、生きづらさを抱えながら生きてきた人間にとってはこういうタイトルの本に弱い。
正直なところ、だいたいどのような本も同じような内容にぶち当たる。
言い回しの表現が違っているだけで、言いたいことはまぁいつも同じ感じだったりする。
それでも私がこういう本を買ってしまうのは「自分で自分を楽にするための生き方や考え方」を「自分で行う」ということの難しさを持っているからだと思う。
いつも持っている同じ本を読んでもマンネリ化してしまって影響力が少なくなるので、時々違うニュアンスの本を読んだ方が、脳にちょっとした刺激を与えてくれる。
「楽に生きれている人」は「楽に生きたい」などと思ってはおらず、それ自体が自然な行為としてもともと存在しているので、素晴らしいなと思う。
「楽に生きたい」と思っている人は、思っている段階で既に意識のとらわれの身となってしまっている。
なかなか脱出するのは難しいものなのだ。真面目な考え方からちょっとハズしたところに出るのは。
今回この本を読み進めていく中で、ある1つのキーワードに出会った。
それが「臆病」という単語。
なんだろうね。
自分で自分のことを「臆病」だと知っているはずなのに、そのことから目を背けていたような。
「小心者」だとか「気が小さい」だとか「気が弱い」だとか「引っ込み思案」だとか「引きこもり体質だ」とか、散々自分のことを悪く言うのは得意なんだけれど「臆病」という言葉を使ってこなかった。
「あー、そうだ。自分は臆病だ。その言葉の方がピッタリくる。」
そう思った。そういうトラウマ的な経験も多くしてきた。
「臆病だから○○だ。」といろんなことにつじつまを合わせた言い方が出来る。
この本のあとがきにこのような文章があった。
臆病だから手を抜け無いし、負けちゃいけないと思ってしまう
と。
腑に落ちてしまうんだよね。
適当にやればいいのに、ついついそこの気になったところも・・・ってなるやつ。
この本は結構面白かった。
「臆病な人の成功法則」っていう本が書けるようになるかもね。
また安易な発想をしてしまった。
もし自分が臆病だということを受け入れて納得した上で、それを生かした生き方で幸せになれたならば「臆病な人の成功法則」っていう本が書けるかもね。って思った。
ただの妄想話さ。
過敏性腸症候群だと大好きなコーヒーも安心して飲めない
前回の記事
search-life-work.hatenablog.com
私はコーヒーが大好きだ。
飲む方専門だけど。
かといって味に詳しいとか好きなブランドがあるんだよ、とかそういう類の大好きだ、ではなくて。
例えば何か仕事している最中だとか、何か飲み物欲しいなと思った時に気軽に手が出せるというライトな意味合いで大好きなのだ。
過敏性腸症候群で尚且つコーヒーが好きだということ。
この組み合わせはとても危険だ。
コーヒーはお腹がゴロゴロする。
しない時もあるけれど、なっちゃう時もあるから安心できない。
こうなってくると外出先で安心してコーヒーが飲めない。
会社でコーヒーが飲めない
本当は飲みたい。会社でコーヒー。
仕事中のドリンクは自由なので何を飲んでもいいのだけれど、会社では安心してコーヒーが飲めなくなっている。
お腹壊したらどうしようっていう意識が強すぎてそれを遠ざけている。
緊張感を持って仕事をしている中で、コーヒーを飲んでお腹がチクチク、ゴロゴロし始めちゃったら焦る。
同じように、気を使わなければならない状況下でのコーヒーはなるべく避けるようにしている。
避けるようにはしているけれども、飲みたい時は飲んでしまうというジレンマもある。
今日は大丈夫だろうか?お腹痛くならないでくれ!とある種の祈りとともにコーヒーを飲んでいる。
実は炭酸飲料などのジュースもよくない
夏になるとね、どうしても飲みたくなるのが炭酸飲料などの清涼飲料水。
実はあれもお腹にとってはあんまりよくない。
わかっちゃいるけどやめられない。
今年はなるべく減らそうと思っている。
私は考えた。お腹に優しいコーヒーを作ればいいじゃないか。
過敏性腸症候群に苦しんでいてもコーヒーを安心して美味しく飲みたい。
〜だから〜はダメだ<〜でも〜出来る
だったら幸せだ。
出来ることが広がる。
お腹が弱い人にとってのコーヒーは刺激物だとよく言うけれど、何が刺激物なのかと言うとその最たるものはカフェインだ。
カフェインを取り除けばお腹に優しいコーヒーが出来るんじゃ無いか?とものすごく簡単なことのように考えた。発想はお花畑でいいのだ。
ネットで調べてみたらカフェインレスコーヒーなるものがいくつか出てきた。
なんだ、もうどこかの誰かが考えててすでに販売されてるじゃないか!!
私は時代に取り残されていた。
しかし調べてみると「味が微妙」だとか「カフェインを取り除く工程での薬剤が・・・」や「カフェンではなくクロロゲン酸も影響している」だとかいろいろ書いてあって訳が分からなくなる。
まだまだ発展途中な分野なのかもしれない。
参入の余地あるのかな?いや、私には技術が全くと言って良いほど無い(笑
UCCは美味しいと書いてあったけれど果たして。
乳酸菌コーヒーは??
カフェインレスコーヒーというアイデアが既に実現されていた事実。
私の脳内は数年遅れでアイデアが出てくる。
まぁ発想できたこと自体は素晴らしいと思い留めておこう。
その流れで乳酸菌とコーヒーの組み合わせはどうよ!?流行りだし。
と、もう一個思いついた。
もちろん、調べてみたらもう販売されていた。
もうなんでもアリだな。
なんでも出てくる。
面白いものだ。
つづく。
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過敏性腸症候群をそろそろ本気で治したい。
前回の記事
search-life-work.hatenablog.com
この言葉を発するのは何度めだろうか。
過敏性腸症候群を治したい。
そろそろ本気で治したい。
毎回そう思って挑戦するのだけれども毎回失敗に終わる。
いわばダイエットするする詐欺をしている女性と同じだ。
なかなか続かない。
途中で心が折れたりして。めんどくさくなったりして。
過敏性腸症候群についてネットで検索したりとか何回かしているので、ある程度知識は溜まっているようにも思えるのだけれども、忘れることも得意なので定期的なおさらいが必要になってくる。
その度に何か新しい発見や、忘れていたことを思い出したりもするものだ。
いつもはネットで見ているだけなのだけれど、今回は趣向を変えて本を買ってみた。
過敏性腸症候群の治し方がわかる本
最新版 過敏性腸症候群の治し方がわかる本 (こころの健康シリーズ)
- 作者: 伊藤克人
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 16回
とてもわかりやすくまとまっていると思う。
「どんな時になるか、どんな性格がなりやすいか」などから始まり、病院での受診やお薬に関すること、そして自分で試せるライフスタイルの改善法などが載っている。
もちろん知っていることもあるので、あーそうだよねーと納得しながら読み進めるところとか、やらなくなっちゃってたけれど、この方法を改めて試してみようかなと思ってみたりとか、そういう方法もあるのかーとか知ることも出来る。
強いて言えば入門とかまとめの書にはピッタリだと思う。
「過敏性腸症候群」ってなんなのさ?という方や、もう一回復習してみよ!という方におすすめ。
試してみたいことはいろいろあるけれど、何からやったらいいものか
過敏性腸症候群は詰まるところ自律神経失調症のなかの1つなので、自律神経を整えることも大切になってくる。
これまでの過敏性腸症候群のカテゴリの中に書いてきた記事には散々お腹が痛いだの下痢をするだの言ってきたわけなのだけれど、実はそれ以外にもいくつか該当する症状は持っている。
挙げ始めたらくどくなるのである程度割愛するけれど、耳鳴りや慢性疲労などがある。
余談だけど、耳鳴りは結構楽しんでいる 。
あのキーーーンという音が聞こえてくるのがなぜか楽しかったりするものだ。
そんなことはどうでもいい。
自律神経失調症を多面的な改善策を持って寛解させていかなければならない。
完治ではなく寛解というところもミソだ。
乱れれば再発なんてして当たり前なので、完治などという完璧主義は求めてはならない。
もっとやんわりでいい。
これを試してみたらいいよ!というのはウェブ上にも書籍内にもさまざまなことが書いてある。
ざっくり言うと規則正しい生活と適度な運動と食事療法。あと認知行動療法。
認知行動療法はなかなか難しい。心が折れてしまう。
自分だけでやっているとどうしてももとの歪みの世界にもどってしまうというのはある。染み付いた考え方を変えるというのは大変だ。
ストレッチやウォーキングはここ2、3ヶ月くらい取り入れ始めている。が、まだこれといった変化は現れていない。
これから試みようとしているのは乳酸菌摂取と生活リズムの変更。
乳酸菌摂取は何かサプリでも買ってみようかなと思っている。
生活リズムの変更においては就寝時刻25時〜25時半くらいのところを24時前後にもっていきたいと思っている。
まずは小さくそんなところからだろうか。
つづく。
過敏性腸症候群を持っている人たちがどんな生活をしているのか知りたい。
前回の記事。
search-life-work.hatenablog.com
ここ数日間、突然私は過敏性腸症候群についての記事を書き始めた。
あまりにも唐突に始まりちょっとシリーズ化っぽい感じになってしまった。
それには訳がある。
ここ1ヶ月ほど、いつもよりもお腹の状態が安定しないからだ。
そして漠然とした不安感にも包まれている。
定期的に訪れる「ちょっと重いやつ」の状態になっていて、どこかにこの気持ちを出さないと病む。と感じたからである。
だからブログに書き綴ってみたりしている。
出勤前のお腹のもやもや感と気持ちの不安感と時間がなくなっていく焦燥感。
しかも時間が「まだあるな」というときはなんともないのに、ギリギリになってくるとお腹がおかしくなってくるというやんちゃぶり。じゃじゃ馬。フェラーリ。
私のお腹はフェラーリか。
そうやって言うとなんだかお腹も高級感が生まれそうだ。
今の仕事、別に自分にとって出来る仕事だし、嫌いじゃないんだけどな。
何だ?何か気づかないところで我慢しているのか??何に抵抗を感じているんだ?
結局「ひとり」がいいってことか?
と、いつものようなラビリンスに迷い込みつつの生活です。
よくもまぁ飽きずに毎回毎回迷路に挑むなーと我ながら感心してしまう次第です。
さっさと飽きてくれ。自分。
自分以外の過敏性腸症候群の人もやっぱり大変なのだろうか?
私の友人にも一人、過敏性腸症候群っぽい人がいる。
仕事で大事な日が近づいてくると胃腸の調子もだんだん悪くなるそうだ。
だた、一般的によくあるソレなのか過敏性のソレなのかは教えてもらっていないので不確かなところ。
その友人は、日常生活の中では全然平気なので過敏性というわけではなく、単なるストレス性のものなのかもしれない。
トイレを探すなんてこともないし、不安を感じているということもないみたいだった。
自分と同じように、同じような感じで過敏性腸症候群であることにストレスを感じ、不安や緊張感を受けて生活している人。
そういう人たちと大変さを分かち合いたい。
と、勝手に思っている。
「自分も実はそうなんだ」と言ってもらえる人がいるだけで、きっとホッとする。
私には身近なところで共有できる仲間がいない。
「そうだよねー、大変だよねー、つらいよねー、でもぼちぼち生きて行こうなー。」みたいなゆっくりと分かち合えるような仲間がいない。
毎朝独りで闘っている。
じわりじわりとボディーブローのように辛さが身に沁みてくる。
両親も長い間こういう自分を見てきているので「大変そうだ」という認識ではあるようだけれども、自分のことじゃないので当然分からない。
うつ病とかもそうだけど、その辛さが分かるのは「自分自身がそうなった人、なっている人」にしか理解できないものだと思う。
なったことのない人にはその世界は理解しがたいものだと思う。
だからこそ人によっては受け入れがたいものとなりうるのだと思う。
あなたも過敏性腸症候群の大変さと独りで闘っていますか??
過敏性腸症候群だということをカミングアウトできない
両親以外で、自分が過敏性腸症候群だということを知っている人は少ない。
言ったとしてもなかなか理解されないからだ。
理解してもらうには、事細かに説明していかなければならないし。
それもまた大変なことである。
特に仕事上での付き合い(同僚や上司など)においては尚更カミングアウトできない。
「体や心が弱い」ということが分かると「なめられる(表立ってなのか裏でなのかはわからないが)」のではないかと思ってしまうからだ。何か強いところがあっての弱いならばバランスが取れているかもしれないが、私は私自身で「ただ弱いだけの人間」だと思ってしまっているので(それも悪いんだけれど)、何か、こう、言い出せないものがある。
もし面接の時に口を滑らせてしまったならアウトに近い。
しかし、この事実を伝えても受け入れてくれる会社ならば良い会社かもしれない。
(でもその逆も考えられるので結局は会社の雰囲気によるのか・・・。)
ただ、とても仲の良い友人にはさりげなく伝えてある人もいる。
ほんの数名だけれども。
「何か食べたり緊張したりするとお腹壊しやすい体質だから、ちょっとめんどくさいかもしれないけれどよろしく!」って感じで。
その友達も「あー、いいよいいよー。」って軽く受け流してくれるし、なんか気軽な感じなのでとても助かっている。
私も独りで悩んでいる。あたなも??
どこからともなくこのブログのこの記事にたどり着いて、「あー同じだわー」って共感してもらえたらなら、この記事を書いた意義があったかなと思う。
お互い、改善にもっていけると良いですね☆
つづく。